デジタル技術への取組
2023-03-28
1.経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性について
①デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響について
新型コロナ感染症のほか、気候変動、国際的な政治不安等による急速な環境変化に対応するため、デジタル技術等の活用が社会全体に広がっています。当社が属する歯車の製造業界においてもIoTやビッグデータ、AI等を活かした付加価値や生産性の向上が叫ばれており、社会や競合他社、取引先企業のデジタル技術等の活用の方向性を見極めた上で、柔軟な事業展開が求められています。
②経営ビジョンやビジネスモデル
上記の社会動向を踏まえ、当社の経営においても、積極的にデジタル技術等の活用を図り、新たなビジネスモデルを構築する必要があります。特に当社の中核事業となる各種歯車の製造にあたっては、従来の人手による作業から自動化を図り生産性を高めることや、蓄積された製造のビッグデータをもとにより高付加価値な製品を開発・製造することで、新たなビジネスモデルの構築を目指します。新たなビジネスモデルを通じて事業の拡大に繋げ、社会のデジタル化の動向やニーズに合わせた事業展開を実現します。
2.経営ビジョンやビジネスモデルの実現のための戦略
製品の付加価値や生産性を向上させるため、IoTやロボットなど最新のデジタル技術を搭載した機械設備への投資や社内に蓄積されたノウハウの可視化、製造データの取得など社内のDX化を推進します。当社内の既存の業務フローの課題を解決することで、当社内だけでなく、取引先の事業拡大や生産性向上に繋がる事業を実現します。
3.戦略を推進するための実施体制
上記の戦略を効率的に進めるため、代表取締役の指揮のもと、最高情報責任者及びDX推進部を配置し、社内のDX化やDX人材の育成を推進します。